流動床式ガス化溶融炉
このごみ処理施設は、熱分解ガス化溶融技術を用いた「流動床式ガス化溶融炉」を採用しています。「流動床式ガス化溶融炉」は、次のような特長を持っています。
また、公害のない安全な施設運営に心がけ環境に配慮した厳しい目標数値を掲げ、運転中の排ガスデーターを常時表示する電光掲示板を設置しております。
【1】プラットホーム ごみを受け入れます |
【2】ごみピット ごみを貯めます |
|
【3】ガス化炉 流動床式でごみをガス化します |
【4】溶融炉 溶融してスラグを取り出します |
|
【5】ガス冷却室 排ガスを冷却します |
【6】バグフィルタ 有害物質を確実に除去します |
|
【7】煙突 きれいな排ガスを出します |
【8】中央制御室 全ての運転制御を行います |
施 設 名 | 根室北部広域ごみ処理施設 | |
---|---|---|
所 在 地 | 北海道野付郡別海町別海13番地の5 | |
施 設 規 模 | 62t/24h (31t/24h×2基) | |
炉 形 式 | 流動床式ガス化溶融炉 | |
建築面積 | 施 設 本 体 | 4,605.52m2 |
スラグ ストックヤード棟 | 384.42m2 | |
廃ラップストックヤード棟 | 495.36m2 | |
車 庫 棟 | 30.80m2 | |
事 業 費 | ご み 処 理 施 設 | 4,134,900,000円 |
付 帯 施 設 | 62,370,000円 | |
電 気 外 線 工 事 | 19,110,000円 | |
工 事 監 理 費 | 85,575,000円 | |
総 事 業 費 | 4,301,955,000円 | |
着 工 | 平成16年08月 | |
竣 工 | 平成19年09月 |
リサイクルの環(わ)・活(い)かそう資源に
今日、日常生活から排出されるごみの有用性に着目し、再使用・再生利用による「循環型社会」を実現することが求められています。
中標津町・標津町・羅臼町の3町は、排出される資源ごみの分別収集と資源化の推進によるごみの減量化を目的として、1日4.9トンの処理能力をもつ、リサイクルセンターを建設いたしました。
この施設は、空缶圧縮機、ガラズびん破砕機、その他紙製容器包装・紙パック・その他プラスチック製容器包装・ダンボールの圧縮梱包機、ペットボトル圧縮梱包機、トレー・発泡スチロール減容機を備えた処理施設です。
今後、地域住民皆様のご協力により、この施設の機能が十分発揮され、ごみの減量化・リサイクルの推進・環境保全に寄与しています。
容器包装リサイクル法により進められる再生資源の利活用に向けて、資源ごみの集約と減容化を担うこの施設は「くるっと」の愛称をもって稼動しています。
施設内全景 | その他プラスチック等圧縮梱包設備 |
左:ペットボトル圧縮梱包設備 右:空缶選別圧縮設備 |
奥:ガラスびん選別破砕設備 手前:トレー・発砲スチロール減容設備 |
施設名 | 根室北部廃棄物処理広域連合 リサイクルセンター くるっと |
|
---|---|---|
所在地 | 北海道標津郡中標津町東当幌6番地11 | |
処理能力 |
資源ごみリサイクルセンター 4.9t/日(5h)
|
|
敷地面積 | 8,490m2 | |
延床面積・構造 | 1,398m2 鉄骨造一部二階建 | |
着工 | 平成15年06月06日 | |
竣工 | 平成16年03月12日 |
区分 | 公害防止 協定基準値 |
国家 基準値 |
単位 |
---|---|---|---|
窒素酸化物 | 150 | 250 | ppm |
硫黄酸化物 | 100 | 8300 | ppm |
一酸化炭素 | 30 | 100 | ppm |
塩化水素 | 100 | 430 | ppm |
ばいじん | 20 | 150 | mg/m3N |
ダイオキシン類 | 0.1 | 5 | ng-TEQ/Nm3 |